Working-Mother@日記 by スー

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help リーダーに追加 RSS 絵本はいったい誰のもの?

<<   作成日時 : 2008/02/06 17:49   >>

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子どもの通う小学校で絵本の読み聞かせを始めて早4年。今年から下の子(1年生)でも読み聞かせをしています♪

下の子のクラスは、始まったころは、もしや学級崩壊か!?と思ってしまうほど落着きがなく、子どもたちはしたい放題だったのですが、波乱の2学期を終え、3学期になってようやく少し落ち着いてきました。

読み聞かせの方も、はじめは子どもたちの無表情・無感情が気になったものですが、最近では面白いところでは歓声をあげたり、笑ったりと、とてもよい反応が返ってくるようになりました。
一年生はかわいいなぁ〜 

そこで3学期の最後には、お母さんたちが結集して「ペープサート」「大型紙芝居」「パネルシアター」に挑戦。一年間の総まとめをしようと張り切って計画した矢先、私たちは「絵本の著作権問題」にぶち当たってしまいました。

絵本の著作権問題はナツさんの「厳しいんだねぇ」にもありますが、本当に厳しい。特にここ1、2年で厳しくなり、絵本を元に「ペープサート」「大型紙芝居」「パネルシアター」にする場合は必ず許諾を取らなければならないようです。

詳しくはこちら ↓ 
児童書四者懇談会作成
「お話会・読み聞かせ団体等による著作物の利用について」(2007年4月2日改訂版) 

例えば会場が広いため、子どもたちに見えやすいようにと絵本を引き伸ばしたり、OHPで映し出したり、動きがあって子どもたちが喜ぶペープサート、紙芝居、エプロンシアターその他の形態で演じようと思うと、出版社を通じて絵本の作家と画家の両方の許諾を得ないといけないとあります。著作人格権の侵害になるそうです。

許諾申請をしたとしても、許可はいつ降りるのか、許可が下りない場合もあります。
また、ペープサートやパネルシアターを作ったら、いろいろなところで上演したいと思うものですが、「一度限り」「一年以内」などの条件がついて許可になる場合もあります。

私が気になったのは、ボランティアでこのような読み聞かせをしている団体と、絵本作画家さんとの、絵本は一体誰のためにある?のとらえ方の違い=温度差です。

読み聞かせをしている団体のほとんどはボランティアで、子どもたちに絵本の世界を広げてあげたいと手弁当で活動をしています。絵本作家・画家の方も、きっとその思いは一緒であろうと思っています。

ところがお話を聞いてみると、絵本画家の方によっては、絵本はあくまで「自分の作品」であり、それに手を加えられるのはもってのほかだ・・・・・・と拒否反応を見せる方も多くいらっしゃるのです。

たぶん、ここに違いがあるんだろう、と。
私たちは、絵本は子どもたちのためにあるものだと思い、広めることを絵本作家・画家の方は喜んで下さっていると思う。

絵本画家さんにとって、絵本はまず「自分の作品」であり、本を買って読んでくれるならうれしい。でも、ペープサートやパネルシアターにされたらかえって迷惑だ、と。(絵本の)大きさが違うだけで「それは私の作品ではない」と思うそうです。

ボランティアの人たちは作品を使ってあげるのだから「無償は当たり前」という態度を取るが、それも気に入らない、本来は使用料を払うべきなのよ、と言われました。

ボランティアの立場から言うと、本当にお金がないので困ってしまいます。
そしてやっぱり、少しくらい引き伸ばしても、形態を変えても、絵本を広めてくれる方がいいから「どうぞどうぞ」と言ってくれる作家・画家の方の絵本を使いたいと思ってしまいます。

これからは、ボランティアで取り組んでいるとしても、「タダで使用は当たり前」といった態度を改め、謙虚に、作家・画家の方に敬意を表して使用許可を取っていくことになるのでしょう。

著作権については、確かにそのとおりなんでしょうけど、
そこまでがんじがらめにしてどうする!?
本来の目的を縛ってしまっているのでは!?
などなど、疑問に思う点がいっぱいです。

今回は、絵本画家の方を知っていたので直接お願い申し上げ、1年限りの期限付きで許諾申請を行いました。がんばってペープサートを仕上げます。


絵本の著作権についてはこちらの記事も参考にどうぞ
絵本の「読み聞かせ会」にも許諾が必要(読売新聞)
「読み聞かせ」と著作権


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コメント(7件)

内 容 ニックネーム/日時
同じく「そこまでがんじがらめにしてどうする?」って思うこと、実は多いです。もっと広く使えるようにならないのかなあって。自社の映像やHPを全く無関係な人が利用しているのを見たとき、「うまく使っているなあ〜」と思う反面、「でも著作権上問題なんだよな〜」とも思います。個人としては困ってしまうのです。ここでダメ出しするのが企業として利益に貢献するとも著作権者に資するとも思えないし、一体だれのためになるのかなあ〜って。著作権者に対しても、もっとうまい還元方法がないものかなあってよく思います。

…そのペープサートの後で、原作の絵本そのものを販売するとかはどうでしょうかね??そしたら原作者さんも許してくれないですかね??
シーラカンス
2008/02/06 21:26

折角のボランティア活動に水をさすようなものですね。
絵本を作られた方の生活もあるでしょうから、行政が何だか補助をして、ボランティア活動には自由に使っていいと言う訳には行かないんですかね。

芸術、文化などの方に国が手厚い援助をして欲しいと思います。
クラシックコンサート、美術展などは国が援助をして、もっと気軽に行けたらいいなーと思います。
羅輝
2008/02/07 07:44
本当にそう思います。
絵本は絵本のままでその良さは有りますがペープサートや大型絵本にすると子どもたちは同じ本でもまた違った喜び方をします。
終わった後子どもたちがその絵本の登場人物になりきって台詞を言って遊んでいる姿を見ると本当に嬉しくなります。
著作権がなければ商業目的で使われることもあるでしょう。けれどきちんと学校名、名前も名乗りボランティアとして使いたいと言っているのに形式通りのダメの返事には結構へこんじゃいます(苦笑)
ボランティアですからお金はないですよね〜。紙代だって学校側にお願いして使わせてもらっている状態でしたし。
別に「使ってあげている」とは思っていません。むしろ「使わせていただいている」と思ってる方々がほとんどだと思います。
それも自分のためではなく子どもたちのために。
難しい問題ですね…
ナツ
2008/02/07 09:07
◇シーラカンスさん
日本の著作権問題はなんかなあーという方向に行ってませんか?
特に利害も絡まず宣伝になると思うんだけど…という場合でもダメだったり。背景にはおっしゃる通り著作権者にうまく還元されない仕組みがあると思います。絵本なんかは特に著作権者の方の生活もかかってますので。
あと、学校で金銭のからむ販売はダメみたいです。ペープサートを見るのも子どもだけなので買えないし…(T0T)

◇羅輝さん
そうなんですよ、絵本画家・作家のかたも生活していかなきゃいけないですもんね。日本はこういった芸術・文化関連のお仕事の対価が低いですよね。建築の設計もそうなんです!設計もサービスと思っている人もいるし、泣けますね…
スー
2008/02/07 16:24
◇ナツさん
ペープサートにしようが大型紙芝居にしようが、私たちはその絵本の世界を伝えようと思っているのにねぇ。子どもだって喜ぶのにねえ。著作権を主張する矛先をボランティアに向けられてもなあ、って溜息がでます。
絵本作家・画家って素晴らしいお仕事なんだから、羅輝さんのおっしゃるような、他の方法でもっと還元される仕組みが欲しいですね。そしてボラにも優しくしてほしいー
スー
2008/02/07 16:30
そんな問題があるとは・・・ビックリでした。
スーさんを始めとするお母さん達は、頑張ってるんですね。
こちらの学校には、ここまで頑張る人がいるかどうか・・・。
学年委員になると、一度は読み聞かせをするようです。
図書ボランティアの人たちもいますが
そこまで熱心かなぁ。
本題に戻りますが、著作権というものに縛られて
行動出来なくなってしまうのも残念ですよね。
期限付きとは言え、行動を起こしたなんて素晴らしいと思います。
引き続き、頑張ってください。
ゆっきー
2008/02/07 23:03
◇ゆっきーさん
お久しぶりでーす♪
そうなんですよ、最近厳しくなっているみたいです。
今回は、おかげ様で許諾申請を出してから4日で許可が下りました。条件は「本も紹介すること」とありました。このくらい(期間)で許可が下りるならヘタらなくてすみそうです。でも作家の方によっては不許可、カラーコピーのみなど条件も変わりそうなので、時間に余裕をもって取り組んだ方がよさそうです。
がんばりますね。ありがとう〜(*^▽^*)
スー
2008/02/09 18:36

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